◇クマの「クー」が人工冬眠 国内初、上野動物園で公開
上野動物園(東京都台東区)で、飼育中のツキノワグマ、クー(メス、推定1歳10カ月)が18日、冬眠状態となった。動物固有の生態を見せる行動展示への取り組みが全国の動物園に広がっているが、飼育下のクマを冬眠に誘導するのは困難とされていた。赤外線カメラで観察できる。クマの冬眠公開は世界初という。
(竹中文) 上野動物園は9月末から、クーにカキやドングリなどをふんだんに与え、脂肪を蓄積させて冬眠への備えを開始。11月下旬、樹洞をイメージした冬眠ブースとつながる室内に移し、12月上旬からは室温を徐々に5度まで下げ、エサの量を減らす一方、室内の明るさも調節。さらに13日からは水しか与えないようにして冬眠に誘導した。
この結果、17日に呼吸数が1分間に3回(通常は10回ほど)になり、18日にかけて冬眠ブースに敷き詰めた落ち葉の上で丸くなったまま約17時間眠り続けたことから、専門家らは冬眠状態に入ったと判断した。ときどき起きあがることがあるが、動きも鈍くなっており、このまま眠りに入るとみられるという。
冬眠中は、呼吸数だけでなく、心拍数のデータも収集。クマは繊細なだけに音や光の遮断にも注意を払い、体調管理に万全を期す。
上野動物園は冬眠展示へのチャレンジを決め、今年4月に冬眠ブースを備えたクマ舎「クマたちの丘」を約5億円かけて建設。ここに新潟県朝日村で平成17年5月、親を射殺され保護された「クー」を入居させた。
小宮輝之園長は「野生に近いクマの本来の姿を見せるのは長年の夢だった。冬眠中のデータは他に例がないので貴重な資料にもなるはずだ」と話している。
岐阜大学の坪田敏男・教授(野生動物医学)は、「ツキノワグマは4、5歳で性成熟に達し、冬眠中に出産するため、冬眠中の心拍数の変化などはとても興味深い。人間の不眠症など医学にも応用できるのではないか」とクーから得られるデータに期待している。
ソース:サンケイ
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061219/wdi061219000.htm
上野動物園ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=5870
写真1・・秋にエサをたくさん食べ冬眠に備えていたころ
写真2・・18日は冬眠ブースで体を丸くして日中も眠っていた
本来 上野動物園には、ツキノワグマの「クー」と「マー」がおりまして、 今回は「クー」のみが冬眠の様です。
是非成功して欲しいものです。
*「マー」は残念ながら、既に富山へ移動してしまったそうです・・・・
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=4949
「マー」の代わりに、「タロウ」が現在いるそうですよ。
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/ 冬眠中注意 \
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